福島県白河市にある剪定・伐採業者が話す、庭木の伐採、自分でやる?プロに頼む?メリット・デメリット徹底比較
- 株式会社楽園アメニティ
- 5月24日
- 読了時間: 14分
みなさんこんにちは!
福島県白河市にある樹木の伐採業者、
株式会社楽園アメニティです!
美しい庭は心を豊かにしてくれますが、時として庭木の成長は管理の手間を必要とします。特に、大きく育ちすぎた木や枯れてしまった木の伐採は、多くの庭主にとって頭を悩ませる問題です。自分で伐採するか、それともプロの業者に依頼するか。この二択は、それぞれに魅力とリスクをはらんでいます。
本記事では、庭木の伐採を「自分で行う場合」と「プロに依頼する場合」それぞれのメリット・デメリットを徹底的に比較検討し、皆様が最適な選択をするための情報を提供します。安全性、コスト、手間、仕上がりといった多角的な視点から掘り下げ、あなたの庭と状況に合ったベストな選択肢を見つけるお手伝いをします。
≪目次≫
●自分で伐採する場合:自由と達成感、そして潜む危険
●プロに伐採を依頼する場合:安心と確実性、そして費用
●自分で伐採するか、プロに依頼するか?判断の分かれ道
●プロに依頼する際のチェックポイントと注意点
●まとめ:賢い選択で安全で美しい庭を
◆自分で伐採する場合:自由と達成感、そして潜む危険

「自分の手で庭を管理したい」「費用を抑えたい」と考える方にとって、自分で庭木を伐採することは魅力的な選択肢です。しかし、その手軽さの裏には、様々なリスクや困難が潜んでいることを理解しておく必要があります。
自分で伐採するメリット
費用を抑えられる: 自分で伐採する最大のメリットは、何と言っても費用を大幅に削減できる点です。プロに依頼する場合、人件費、道具代、運搬費など様々な費用が発生しますが、自分でやればこれらをカットできます。必要なのは道具代(もし持っていない場合)と、切り落とした枝葉の処分費用くらいです。特に、伐採する木が小規模であればあるほど、その差は顕著になります。
具体的な費用削減の例:
幹の直径が10cm程度の小木であれば、数千円のノコギリと軍手程度で作業が可能。
専門業者に依頼すれば数万円かかるような作業でも、自分でやれば道具代と処分費のみで数千円〜数万円で済む場合がある。
剪定バサミやチェーンソーなど、今後も自分で庭の手入れをする予定があれば、一度道具を購入すれば繰り返し使えるため、長期的に見ればコストパフォーマンスは高いと言えます。
自分のペースで作業できる: 業者との日程調整や時間の制約がなく、自分の都合の良い時に、自分のペースで作業を進めることができます。週末の空いた時間や、少しずつ作業を進めたい場合などに最適です。急な予定変更にも柔軟に対応できます。
例:
天候が悪い日に無理に作業せず、晴れた日を選んで集中して取り組める。
体調が優れない時は無理せず休むことができる。
一度に全てを終わらせるのではなく、少しずつ切り進める分割作業も可能。
達成感と満足感: 自分の手で作業をやり遂げた時の達成感は、何物にも代えがたいものです。庭がすっきりと片付いた様子を見ると、大きな満足感を得られるでしょう。庭への愛着もより一層深まるかもしれません。
例:
荒れていた庭が自分の手で美しく生まれ変わる過程を実感できる。
家族や友人に「自分でやったんだ」と胸を張って話せる。
日頃の運動不足解消にもつながる可能性。
DIYスキルの向上: 実際に作業することで、道具の使い方、木の特性、安全な作業方法など、様々な知識とスキルが身につきます。これは、今後の庭の手入れやDIY全般に応用できる貴重な経験となるでしょう。
例:
ノコギリやチェーンソーの正しい使い方、メンテナンス方法を習得できる。
木の枝の切り方、重心の読み方など、実践的な知識を得られる。
危険を予測し、対処する能力が養われる。
自分で伐採するデメリット
専門知識と技術が必要: ただ闇雲に木を切れば良いというわけではありません。木の重心、枝の張り方、切り方、倒す方向など、専門的な知識と技術が求められます。特に、高所作業や太い木の伐採は、熟練の技術が必要です。誤った方法で伐採すると、木が予想外の方向に倒れたり、建物や周辺の物に被害を与えたりする危険性があります。
必要な知識の例:
「受け口」と「追い口」の切り方:木を狙った方向に倒すための基本。
木の重心とバランスの読み方:どこから切り始めれば安全か。
樹種による硬さや繊維の特性:道具の選択や作業手順に影響。
安全上のリスクが高い: 伐採作業は、非常に危険を伴います。高所からの転落、チェーンソーによる怪我、倒れてくる木や枝による打撲、周囲への飛散物など、様々な事故のリスクがあります。適切な装備(ヘルメット、保護メガネ、作業服、安全靴、手袋など)の着用と、十分な安全対策が必要です。
起こりうる事故の例:
脚立からの転落、高所作業車からの落下。
チェーンソーのキックバック(刃が跳ね返る現象)による顔や足の負傷。
切り倒した木や枝がコントロールを失い、家屋や自動車、人に衝突。
スズメバチなどの害虫に襲われる可能性。
適切な道具の準備が必要: 伐採する木の大きさや種類によって、必要な道具は異なります。剪定バサミ、ノコギリ、枝切りバサミ、チェーンソー、脚立、ロープ、ヘルメット、安全帯など、様々な道具が必要になる場合があります。これらの道具を全て揃えるとなると、初期費用がかさむ可能性があります。また、チェーンソーなどの扱いは、専門的な知識と経験がなければ危険です。
道具の選定例:
小枝:剪定バサミ、枝切りバサミ
中枝〜細い幹:ノコギリ
太い幹:チェーンソー(電動またはエンジン式)
高所作業:脚立、高枝切りバサミ、高枝チェーンソー、安全帯
時間と労力がかかる: 特に大きな木の伐採は、想像以上に時間と労力がかかります。切り倒すだけでなく、枝を細かく切断し、運搬可能なサイズにまとめる作業も必要です。これらの作業は、肉体的に大きな負担となります。
作業工程の例:
伐採計画の立案(倒す方向、切る順番など)
周囲の安全確保(立ち入り禁止区域の設定、養生)
枝払い
幹の伐倒
玉切り(幹を運搬しやすい長さに切断)
枝葉の片付け、運搬
枝葉の処分が大変: 伐採で出た大量の枝葉は、自治体の規定に沿って適切に処分する必要があります。一般ゴミとして出せない場合が多く、専門の処理業者に依頼するか、自ら清掃工場などに持ち込む必要があります。運搬のための車両や、費用も考慮に入れなければなりません。
処分方法の例:
自治体の粗大ゴミ、資源ゴミ回収(量に制限あり)
地域のクリーンセンター、焼却場への持ち込み(要事前確認、費用)
造園業者や専門の処理業者への依頼(費用が高め)
ウッドチッパーによる粉砕(機械購入費用、保管場所が必要)
◆プロに伐採を依頼する場合:安心と確実性、そして費用
「自分での作業は不安」「時間がない」「とにかく安全に確実に終わらせたい」と考える方には、プロの伐採業者への依頼が最適です。費用はかかりますが、それに見合う安心と確実性が得られます。
プロに伐採を依頼するメリット
安全かつ確実に作業してくれる: プロの伐採業者は、専門的な知識と経験、そして適切な道具を所有しています。危険な高所作業や、複雑な伐採も、安全かつ確実にこなします。事故のリスクを最小限に抑え、周囲の建物や庭を傷つけることなく作業を進めてくれます。
プロの技術の例:
ロープワークや特殊な重機(高所作業車、クレーンなど)を駆使した安全な高所作業。
ワイヤーや滑車を使った正確な誘導伐採。
樹木の特性(種類、生長具合、病気の有無など)を見極め、最適な伐採方法を選択。
面倒な作業を全て任せられる: 伐採作業だけでなく、切り落とした枝葉の処分、作業後の清掃まで、全て業者に任せることができます。自分で手間をかける必要がなく、時間と労力を大幅に節約できます。
具体的に任せられること:
伐採計画の立案から実行まで。
近隣への配慮、挨拶。
必要な道具、重機の手配。
伐採後の枝葉の運搬、処分。
作業場所周辺の清掃、後片付け。
専門的なアドバイスを受けられる: 庭木の専門家であるプロの業者は、伐採だけでなく、庭全体のバランスや今後の手入れについてのアドバイスもしてくれます。伐採後の株の処理、病害虫対策、新しい植栽の提案など、長期的な視点でのサポートが期待できます。
例:
「この木は伐採せず、剪定で対応できますよ」といった代替案の提案。
「根が建物の基礎に影響する可能性があるので、抜根まで行いましょう」といった提案。
「この時期に伐採すると、〇〇なメリットがあります」といった時期に関するアドバイス。
万が一の際の補償がある: ほとんどの専門業者は、万が一の事故に備えて賠償責任保険に加入しています。もし、作業中に建物や隣家に損害を与えてしまった場合でも、保険で対応してもらえるため安心です。自分で作業した場合、これらの損害は全て自己責任となります。
例:
切り倒した木が隣家の屋根に落ちて破損した場合。
作業中に工具を落下させて、窓ガラスを割ってしまった場合。
仕上がりが美しい: プロは、ただ木を切るだけでなく、庭全体の景観を考慮した上で作業を行います。必要に応じて、伐採後の切り株処理や整地も行い、より美しく、機能的な庭に仕上げてくれます。
例:
切り株を目立たないように処理する。
伐採後に新しい植栽のスペースを確保する。
残す木々の剪定も同時に行い、庭全体のバランスを整える。
プロに伐採を依頼するデメリット
費用がかかる: 最大のデメリットは、やはり費用が発生する点です。木の大きさ、本数、場所、作業の難易度(高所作業、電線近くなど)によって費用は大きく変動します。複数社から見積もりを取り、比較検討することが重要です。
費用に影響する要素:
木の高さと幹の太さ: 高く太い木ほど費用は高くなります。
作業場所の条件: 重機が入れるか、障害物の有無、電線や建物との距離など。
伐採方法: 高所作業、特殊伐採(クレーン使用など)は割高になります。
枝葉の処分費用: 処分量が多いほど高くなります。
抜根の有無: 根っこまで除去する場合は追加費用が発生します。
費用の目安(あくまで参考):
高さ3m未満の低木:1本あたり1万円~3万円
高さ3m~5mの中木:1本あたり3万円~8万円
高さ5m以上の高木:1本あたり8万円~数十万円以上(特殊伐採の場合)
業者選びに手間がかかる: 信頼できる業者を見つけるまでには、時間と労力がかかります。複数の業者に見積もりを依頼し、料金だけでなく、実績、対応の丁寧さ、保険の加入状況などを比較検討する必要があります。
業者選びのポイント:
見積もりの内訳が明確か: 「一式」ではなく、詳細が記載されているか。
追加費用の有無: 作業中に予期せぬ追加費用が発生しないか確認。
対応の速さと丁寧さ: 問い合わせへの返答や現地調査の対応。
実績と口コミ: 過去の施工事例や、インターネット上の評判を確認。
資格や保険の有無: 伐採に関する資格(造園技能士など)や、賠償責任保険の加入状況。
日程調整が必要: 業者のスケジュールに合わせて、作業日程を調整する必要があります。急な依頼に対応できない場合や、繁忙期は希望の日程が取れない可能性もあります。
例:
春先の庭の手入れシーズンや、秋の落ち葉対策の時期は混み合う傾向がある。
緊急の伐採でない限り、余裕をもって依頼する。
◆自分で伐採するか、プロに依頼するか?判断の分かれ道
ここまで、自分で伐採する場合とプロに依頼する場合のメリット・デメリットを見てきました。それでは、どのような状況でどちらの選択が適切なのでしょうか。具体的な判断基準をいくつかご紹介します。
自分で伐採すべきケース
木のサイズが小さい場合:
高さが3m未満で、幹の直径が10cm程度までの小木であれば、比較的安全に自分で伐採できる可能性が高いです。剪定バサミや手ノコで対応できる範囲であれば、検討の余地があります。
周囲に障害物が少ない場合:
倒す方向に建物、電線、フェンス、隣家などがなく、安全なスペースが確保できる場合。
道具を所有している、または購入しても元が取れる場合:
既に必要な道具を持っているか、今後も庭の手入れを自分で行う予定があり、道具への投資が将来的に役立つと判断できる場合。
時間に余裕があり、体力に自信がある場合:
伐採から処分までの一連の作業に十分な時間を確保でき、肉体労働に抵抗がない場合。
最低限の安全知識と装備がある場合:
伐採に関する基本的な知識(木の重心、切り方など)があり、ヘルメット、保護メガネ、手袋などの安全装備を準備できる場合。
プロに伐採を依頼すべきケース
木のサイズが大きい場合:
高さが3mを超える高木や、幹の直径が20cm以上の大木の場合。特に、幹が太く、枝が広範囲に張り出している木は、専門知識と技術が必須です。
高所作業が必要な場合:
脚立では届かないような高い場所の枝や幹を切る必要がある場合。無理な高所作業は転落のリスクが非常に高いです。
周囲に障害物がある場合:
電線、建物、隣家、駐車場、大切な植栽など、周囲に倒れては困るものがある場合。少しの判断ミスが大きな事故につながります。
傾斜地や狭い場所での作業:
足場が不安定な場所や、作業スペースが限られている場所での伐採は、プロの技術が必要になります。
根元から完全に除去したい場合(抜根):
木の根っこまで完全に除去したい場合、特殊な機械が必要になることが多く、プロに依頼するのが確実です。
病気や枯れ木の場合:
枯れた木や病気の木は、いつ倒れてもおかしい状態ではないため、非常に危険です。特に、内部が腐っている可能性がある場合は、プロの判断が必要です。
スズメバチの巣がある場合:
庭木にスズメバチの巣がある場合、駆除と伐採を同時に行う必要があり、専門業者への依頼が安全です。
時間がない、体力に自信がない場合:
仕事や家庭の都合で作業に時間を割けない、あるいは体力的に厳しいと感じる場合。
安全を最優先したい場合:
万が一の事故のリスクを避け、安心・確実に作業を終えたい場合。
◆プロに依頼する際のチェックポイントと注意点

プロに依頼することに決めたら、後悔のないよう、いくつか注意しておきたいポイントがあります。
複数社から見積もりを取る: 少なくとも3社以上から見積もりを取り、料金だけでなく、作業内容、追加料金の有無、対応などを比較検討しましょう。相場を把握するためにも重要です。
見積もりの内訳をしっかり確認する: 「一式」で記載されている場合は、詳細な内訳を尋ねましょう。伐採費用、枝葉の処分費用、出張費、その他諸経費などが明確に記載されているか確認します。
作業内容の確認と合意: どこからどこまで伐採するのか、切り株は残すのか、抜根まで行うのか、枝葉の処分はどうするのかなど、具体的な作業内容について、事前に業者としっかり話し合い、合意しておきましょう。口頭だけでなく、書面で残すことも検討しましょう。
保険の加入状況を確認する: 万が一の事故に備え、業者が賠償責任保険に加入しているか必ず確認しましょう。加入している場合、保険の範囲や補償内容についても聞いておくと安心です。
実績と口コミを確認する: 業者のウェブサイトで過去の施工事例を見たり、インターネット上の口コミや評判を参考にしたりして、信頼できる業者かどうかを判断しましょう。
近隣への配慮について確認する: 作業中に大きな音が出たり、粉塵が舞ったりする可能性があるため、事前に近隣への挨拶や配慮について業者と打ち合わせをしておきましょう。必要であれば、業者側で対応してくれるか確認することも大切です。
作業後の確認を怠らない: 作業が完了したら、契約通りの作業が行われたか、残された枝葉がないか、周囲が綺麗に清掃されているかなど、しっかり確認しましょう。何か問題があれば、その場で業者に伝え、対応を求めましょう。
◆まとめ:賢い選択で安全で美しい庭を
庭木の伐採は、一見すると単純な作業に見えますが、その裏には専門知識、技術、そして何よりも「安全」が大きく関わってきます。
自分で伐採することは、費用を抑え、達成感を得られるという大きなメリットがありますが、同時に怪我や事故、周囲への損害といったリスクも伴います。特に、木のサイズが大きい場合や、周囲に障害物がある場合は、安易に手を出さない方が賢明です。
一方、プロの業者に依頼することは、費用は発生するものの、安全で確実な作業、面倒な後片付けの手間からの解放、そして専門的なアドバイスといった大きなメリットがあります。万が一の事故に対する補償がある点も、大きな安心材料となるでしょう。
最終的な判断は、伐採したい木の状況(サイズ、場所、周囲の環境)、ご自身のスキル、時間、予算、そして何よりも「どこまでリスクを許容できるか」によって異なります。
もし、少しでも不安を感じるようであれば、無理をせずプロの業者に相談することをおすすめします。いくつかの業者から見積もりを取り、それぞれの提案内容や費用を比較検討することで、あなたにとって最適な選択ができるはずです。
安全第一で、あなたの庭がより美しく、快適な空間となるよう、賢い選択をしてください。
当社は、主に下記のエリアにて樹木の伐採や剪定、庭の芝刈り等を行っております。
【福島県:白河市、郡山市、いわき市、福島市、須賀川市、鏡石、会津若松市
栃木県:那須町、那須塩原市、大田原市、矢板市】
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〒969-0303
住所:福島県白河市大信下小屋大山60
代表番号 : 0248-54-5060
【対応エリア】
福島県:白河市、郡山市、いわき市、福島市、須賀川市、鏡石、会津若松市
栃木県:那須町、那須塩原市、大田原市、矢板市
【対応サービス】
樹木伐採、特殊伐採(高木含む)、剪定、芝刈り等
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